2017年度 まちの力醸成委員会事業計画
【委員長】小林 睦実
【副委員長】山本 将之/北村 克洋
基本方針
「まち」をかたちづくるものの中で一番重要な要素、それはその地域に住む人の存在です。
人は土地に根をおろし、田畑を耕し生活の基盤を築きます。それら一切の積み重ねと継承により土地に歴史が生まれ発展していき、そこにあるべき姿として「まち」が形成されます。したがって「まち」の継承と発展を押し進める力、すなわち「まちの力」にはその土地に住まう人々が重要な役割を果たすと考えることは必然であります。
現在、妙高地域における「まちの力」は地域人口の減少問題を抱え、衰退しています。その主な要因として大都市圏への人口流出があり、その傾向は若年層に色濃く出ています。また、地域の未来に無関心な人や悲観的な態度でいる人も「まちの力」の衰退に拍車をかける一つの要因ではないかと考えます。このまま「まちの力」の衰退が続くようであれば、妙高地域の発展や継承はさらに難しい状況になっていきます。今、妙高地域の「まちの力」の復活が求められます。
私たちの先人たちは、妙高という郷土を愛し、その愛すべき郷土を未来に残すという使命感にも似た強い想いのもと、妙高地域をここまで発展させ、今日までこの地域を継承してくれました。その発展,継承の原動力となった強い想いの中心には、妙高地域の継承者としての当事者意識と責任感があったのではないかと考えます。またそのような考えに立てば、地域への当事者意識と次代を担う者への責任感の醸成により、「まちの力」を増大させることも可能であると言えます。
以上を踏まえ、今年度中田理事長が掲げるスローガンのもと、ひとりでも多くの人が「まちづくり」に対して興味や関心を持つきっかけをつくることで、妙高地域の「まちの力」の醸成の一助とし未来に希望が持てる地域にすべく、委員会メンバー一丸となり活動していくことをお誓い申し上げ、基本方針といたします。
目的
1.妙高地域のまちの力の醸成を図る
2.活動エリア内の祭りを通じて地域活性化を図る
備考
・あらいまつり実行委員会への出席
・ブロックサッカー大会のアテンド、県内LOM周年事業のアテンド等