2018年度 コミュニケーション共育委員会事業計画
【委員長】北村 克洋
【副委員長】望月 絢一郎/山下 雄治
基本方針
人の本質とは何かを考えたとき、私がたどり着いた答えは「言葉」でした。古来より言葉には言霊が宿ると言われてきました。ときに癒し、傷つけ、育て、人は言葉によって、他者に様々な影響を与えることができます。歴史を伝えるのも言葉であり、人から人へ、過去から現代へ、移り行く時間の中でも、連綿と受け継がれてきたものが私達の中にあります。これはこれからの時代においても、同様に大切なことであり、無くしてはいけない流れです。言葉によって紡がれてきたものは、言葉を通して伝えていく必要があります。
1990年代、インターネットの普及に伴い、世界が情報化社会に突入いたしました。利便性が向上した一方で、現代人のコミュニケーションの多様化が問題として深刻化しております。例えば、フェイストゥーフェイスではない、匿名での会話が増えた影響で真実を見失ってしまう人がいます。また、強迫観念にとらわれ、日常生活を疎かにして支障をきたしてしまう人もいます。コミュニケーションを損なうことは、殺人や自殺、被害妄想等にも繋がってしまう可能性があり、この流れは子どもだけではなく、大人も同様に陥っている現象です。また、グローバル化によって、他言語のコミュニケーションの必要性にも迫られてきており、日本人の外国語に対する苦手意識も問題の一つと言われております。そういったコミュニケーションの不足や苦手意識によって起きてしまう諸問題を改善するためにも、その機会や場を増やす等、質を高めていく必要があり、それが人間形成に影響を与えられると考えます。
今年度、コミュニケーション共育委員会では、人々のコミュニケーションの質を高め、人間形成の一助とすることを目的として、本年度スローガン「Challenge!~自己とまちの可能性を信じて~」のもと、委員会メンバー一丸となり挑戦していくことをお誓い申し上げ、基本方針といたします。
目的
1.人々のコミュニケーションの推進から人間形成の一助にする。
2.地域貢献を通じて奉仕の心を育む。
備考
・早朝ゴミ拾い活動の実施。
・青色回転灯パトロールの実施。
・県内LOM周年事業のアテンド等。