副理事長所感・専務理事所感

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2019年度 副理事長所感

副理事長:吉田 正和

今、我々青年会議所に所属しているメンバーはどうあるべきなのか。そして何をしていかなくてはならないのか。私たちは今一度見つめ直す必要があるのではないでしょうか。先輩諸氏がこの地域に当時の新井青年会議所を創立し早44年。その間、社団法人格の取得、名称変更を経て現在の一般社団法人妙高青年会議所になりました。目まぐるしく変化を重ねる時代に柔軟に対応してきた先輩諸氏、我々はその歴史と今日までの活動の成果のもとに支えられていることは言うまでもありません。

「明るい豊かな社会の実現」を目指し活動していく中で、その時その時の社会情勢や活動している地域の問題点等を確りと見定めながらどのような活動が必要なのかを的確に捉えて行く必要があります。そのためにも組織の強化、拡大が必要です。1人でも多くのメンバーが集まることで、より多様な考え、意見を集約できます。ですがただ多いだけではそこから更なる知恵を絞り出すことはできません。自分がやらなくても誰かがやってくれるという考えが1人でもいるうちは上記の崇高な理念に近づくことはできません。メンバー全員が足並みを揃え、意識の高い議論を繰り返していくからこそ実行できる、質の高い活動を行っていくことが重要になると考えています。ただこの組織に入るだけではなく、入会したからには一人ひとりが考え、発言、行動に責任感をもつことが必要不可欠であり、入会歴が長いメンバーが確りと組織を引っ張り、入会の浅いメンバーが下から押し上げることでより強固な組織になっていくと考えています。そしてこのような組織になることができるなら、この地域の問題に真摯に立ち向かい、その姿と行動がこのまちの力となり、地域に無くてはならない組織になっていくのだと考えています。一歩一歩は小さい歩みかもしれませんが、まずは、自分のために、家族のために、子どもたちのために、そしてこの地域のために踏み出していきましょう。一般社団法人妙高青年会議所メンバーとしての確固たる気概を今後に引き継いでいくために。

本年度、副理事長という役職に就かせていただきます。まずは小林理事長をお支えし、スローガン「Be ACTIVE!!」を達成できるよう一年間邁進してまいります。そして担当する組織活性化委員会が確りと委員会運営ができるよう職務を全うしていくことをお約束させていただき、私の所感といたします。

副理事長:藤村 元気

我々一般社団法人妙高青年会議所は、創立以来「明るい豊かな社会」の実現を理想とし、様々な運動を展開してまいりました。目まぐるしく変化する社会情勢の中、地域に根差し必要とされる組織であり続けるために、現在の地域社会の中で活動する我々の団体の担いとは何かを考え、斬新な発想と行動力で存在意義を示していかなければなりません。そして先輩諸氏が築き上げてこられた志や精神を継承し、責任を持って次代につなげていかなければなりません。

「明るい豊かな社会」であるためには、妙高がまちの活力を保ち続けることが重要であると考えます。しかし、この妙高は人口減少が一層深刻となっており、それに伴う課題が山積しております。人口の自然増加が困難な現状を踏まえると、妙高の価値を広域的な視点から、今まで以上に力強く発信していくことが活力ある妙高の創造につながると考えられます。

そして妙高には、他地域と比べても優れた歴史・文化・伝統・食・自然等多くの魅力と財産があります。その魅力と財産は妙高の価値であり、まだまだ大きな可能性を持っていると感じます。一方で、ここに暮らす私達はこの地域に暮らすことへの価値を見出せず、その価値を誇りに感じることや、守り続けなければならないという意識が薄れているように感じます。まちの価値は人を惹きつけ、感動させ、その地に住まう人に誇りを与え、幸せにする力があると考えます。それはまちが自然に創り出すものではなく、私達まちに住む人間が創り、育てていかなければ維持できません。多くの市民が妙高の価値を十分に認識した上で、主体的にまちづくりに携わることができたならば、地域内外の多くの人がこの地に関わり賑わいが創出され、この妙高はより活気の溢れるまちへと進化するでしょう。

本年度、 私は「ACTIVE妙高委員会」を担当する副理事長の任に就きます。私自身、二度目の副理事長を担う中で、まずは小林理事長をしっかりとお支えし、小林理事長の想いを具現化できるよう私が持ち得る経験や知識を全て出し切り、懸命にかつ活発に一年間活動いたします。妙高青年会議所の一員として責任感を持って、全力で任務を全うすることをお誓い申し上げ、私の所感といたします。

副理事長:山川 恵介

我々を取り巻く環境は時代と共に、様々に変動しています。それと同時に多くの社会問題や国際問題等の影響を受け、自身を取り巻く生活環境の変化で将来へ不安を抱き、夢を持てない大人たちが少なからずいるのではないかと感じております。その一方で子どもたちに夢を託す大人もいるでしょう。それ自体は悪いことではありません。しかし子どもたちが夢に向かって進んでいくためには今の大人たちが、子どもに不安を感じさせない世の中にしていかなければなりません。夢に大小はないかもしれませんが、壮大な夢を描けるよう我々大人が、この妙高地域をより良くしていき次世代に繋げる必要があります。

一般社団法人妙高青年会議所はこの妙高地域の未来を見据え、今を担う青年経済人が地域に愛を抱き、夢と笑顔と希望に満ちるよう青年会議所運動を行わなければなりません。私たちは明るい未来を創造するための時間を作り出し、英知と勇気と情熱を注ぐ力があります。そして青年会議所には明るい未来を創造するための機会が多くあります。その機会を自らのチャンスと捉え行動することが大切であり、そういった姿勢の積み重ねが地域社会に活力を与えるのではないでしょうか。地域の大人の責務は、子どもたちがこれから大人になるまでに、未来を生き抜く力を身に着ける手助けをすることと考えます。時代の荒波に柔軟に対応できる強い気持ちを養ってもらえるよう、一般社団法人妙高青年会議所は妙高地域に住む人たちの力になるべく、そして少しでもお役に立てるようこれからも活動してまいります。

結びに、副理事長という重責を担う役職を仰せつかりました。まずは理事長を確りとお支えいたします。当組織がより良い事業を提供できるよう、メンバー自身が楽しみながら事業を計画・実行できる環境作りに注力してまいります。そして一年間という期限しかないからこそ委員長をはじめ委員会メンバーには情熱を持って運動を展開してもらえるよう取り組んでまいります。

副理事長:中田 浩太郎

全国的に進められた高速交通網の整備、拡充は地方都市から大都市部への移動時間を飛躍的に短縮させました。また、情報通信技術の普及、発展により、世界中の情報や商品を自宅に居ながらにして入手できるようになりました。このような社会インフラによる生活利便性の向上は、人々に様々な恩恵を与える一方で、人口の流入出、価値観の多様化、そして、それらが作用して起こる社会構造の変化などを地域にもたらします。したがって、真に地域の発展を考えるには、地域を俯瞰的な視点で見た議論や多面的な考察が重要であると考えます。

妙高地域では昨年、官民が一体となり観光開発を行う団体が発足し地域活性を模索する試みがなされています。教育の分野でも学校という枠にとらわれず、一般市民や地域コミュニティとの連携による活動を行っています。各方面で連携による活動の効果が期待されている今、私たちが地域を想う同志と協同することは、私たちの組織やメンバー個々の成長の場となるだけでなく、妙高地域の活気に繋がっていくことと確信します。

様々な業種、業界からの集まりである私たち一般社団法人妙高青年会議所が、先輩諸氏から受け継いだ素晴らしいネットワークをさらに発展させ、一人でも多くの方が妙高地域の活気や魅力を感じてもらうことができたのならば、妙高地域の活性化は今よりも一歩前進したと言えるでしょう。この一歩一歩の積み重ねこそ、私たちが目指す明るい豊かな社会の実現への道となるのです。本年度、妙高連携活性委員会を担当するにあたり、先輩諸氏から受け継いだ他団体とのネットワークを継承、活用し今一歩踏み込んだ事業となるよう委員会の道しるべとなり、小林理事長が掲げる「Be ACTIVE!!」のスローガンの元、(一社)妙高青年会議所がメンバー個々へ修練と、社会への奉仕、友情を育める場となるよう副理事長としての任を全うすることをお誓い申し上げ、私の所感といたします。

2019年度 専務理事所感

専務理事:丸山 佳祐

私たちの住んでいるこの妙高の地をより良くしたい。そんな想いの中、まず私たちが地域のために何をしていけるのでしょうか。1975年に一般社団法人妙高青年会議所(当時名称:新井青年会議所)は産声を上げてから先輩諸氏が様々な運動を展開してまいりました。先輩諸氏が繋いできた想いや伝統に、今の私たちにしかできない新しいスパイスを加えて今の時代のニーズに合った活動をしていくことが、これからの私たちにできる地域貢献だと考えます。私たちの住む妙高でも少子高齢化等、多くの問題を抱えていますが、そんな今だからこそ小林理事長の所信内で「何事もそうですが、進んで楽しんで行うことにより、結果に差がでるのではないでしょうか。(中略)まずは自分自身が楽しめる環境を整えましょう。」と述べられているように、笑顔を忘れずに心から楽しみ行動していき、周囲に私たちの行っている活動の意義を波及させていきましょう。

一般社団法人妙高青年会議所においては、専務理事が渉外と運営両方の役割を担います。役職を確り理解し、渉外役としては行政や関連団体、日本青年会議所や各地青年会議所とより良い関係性を築いていくことが必要です。それら強い連携から相乗効果が生まれることが期待でき、この組織の価値が上昇し地域に必要とされる存在となっていくと考えます。また運営としては、基盤となる環境を整えていくことに尽力いたします。会員相互の結びつきがより強くなることで、より良いアイディアが生まれ、活発な青年会議所運動を行っていけます。一人より二人、二人より三人、多くの想いが集まることで「明るい豊かな社会」の実現に近づくのではないでしょうか。

最後になりますが、本年度専務理事という大変重要な役職を担当させていただくにあたり、小林理事長の想いが確り実現できるよう率先して楽しく活動しお支えすると共に、組織の屋台骨として精一杯尽力することをお誓い申し上げ私の所感といたします。

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