副理事長所感・専務理事所感

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2020年度 副理事長所感

副理事長:堀 俊介

様々な問題が山積している現代社会において、私たちが生活している妙高市も例外ではありません。とりわけ人口減少・少子化の波は地方に向かうほど暗い影を落とし、近い将来に現在のような生活圏が維持できなくなることが危惧されています。この地に根を張り暮らす私たちには、未来ある次世代の子どもたちへ魅力ある故郷を残していく責任があります。ご当地妙高市は豊かな自然の恵みを享受した第一次産業にはじまり各産業、様々な業種が点在し、近年ではインバウンドの恩恵により観光業が注目され、今後更なる交流人口の拡大が期待されています。交流人口の拡大から定住へ、そして急激な人口減少、少子化に少しでも歯止めをかけるべく情報インフラが普及し高速交通網の整備により利便性が向上した妙高だからこそ、都会ではできない新たな取り組みが必要であり、その潜在能力が確かに存在している地域であると考えます。妙高市が誕生して15年、各種産業や活動団体が手を取り合い地域の活性に向けて行動していくことが妙高の新たな魅力に、次世代に向けた持続的な地域の創生に繋がるはずです。

妙高青年会議所は創立以来、妙高の「明るい豊かな社会」の実現に向けて、地域の現状を把握し課題に確りと向き合いながら土地柄を活かした様々な活動を展開してまいりました。本年度創立45周年を迎えるにあたり、妙高の発展に身を捧げ尽力されてきた先輩諸氏の想いと確かな行動力を、今を生きる我々は確りと引き継ぎ活動していかなければなりません。なぜなら次世代に誇れる妙高を遺す為には、日々の生活を削りながらもここに集った我々青年世代が現状を憂い率先して行動していくことが必要不可欠であるからです。たとえ小さな一歩でも必ず大きな花が芽吹く持続的な活動であると信じて臆することなく行動することが明るい豊かな社会の実現に繋がると考えます。

本年度、私は副理事長を仰せつかりました。山﨑理事長が掲げるスローガン達成実現の為に全身全霊お支えいたします。また担当させていただきます地域創生委員会が円滑な委員会運営となるよう導き、委員会目的の達成実現に寄与いたします。副理事長の自覚をもち全力で活動することをお誓い申し上げ、私の所感とさせていただきます。

副理事長:山川 恵介

我々が住まう、妙高は消滅可能性都市に挙げられており、様々な課題があるなか少子高齢化が顕著にあらわれています。故郷妙高の未来を考えるにあたって、子どもは地域の宝であり「地域の子どもは地域で育てる」という考えがあります。故郷妙高の明るい未来のためにも、子どもの健やかな成長を願い社会全体、そして親が責任をもって青少年の育成を考え取り組んでいくことが大切です。その中でもっとも欠かせないものは愛情です。子どもの成長を願うからこそ、時には厳しく困難な物事に挑戦させ、自身で考え壁を乗り越える機会を与え、時にはやさしく手を携えながら助け、正しい道へと導いていく。それが真の愛ある青少年育成だと私は考えます。また、妙高の存続のためにも、生まれ育った故郷への想いを育む機会も必要です。身近に居る大人たちが故郷のことを語り伝え、大きな背中で責任ある立ち居振る舞いを示し、郷土を愛する心を子どもたちに見せることが大切ではないでしょうか。子どもだけでなく、大人として、親として子どもたちと真剣に向き合い、希望ある未来について真剣に考えることで共に成長する機会となり、この妙高の明るい未来へと繋ぐ唯一のカギになると確信しています。

妙高青年会議所は創始の熱い想いのもと、地域の未来のために活動し、本年創立45周年を迎えます。組織をつないでくださった先輩諸氏に、心から敬意を表し感謝いたします。そしてブロック会員大会妙高大会の同時開催も決まり、我々妙高青年会議所の力が試されるときです。不安もあり逃げたくなるかもしれません。しかし、二度とないこの大舞台を経験できることは、更なる成長と仲間との深い友情と絆が生まれるはずです。このチャンスに恐れず立ち向かいましょう。やり切った者にしか見えない景色が、そこには必ずあります。

副理事長という重責を担う役職を任された以上、この組織のために全身全霊で活動し、妙高地域のためにより良い事業を展開できるよう注力していくと共に、自身が躍進する一年とすることをお誓い申し上げ私の所感とさせていただきます。

副理事長:相羽 洋平

妙高市が誕生し15年を迎える今、この地域を取り巻く情勢は大きく変化しています。通信、情報インフラの普及、妙高地域の高速交通網の拡充からくる、人口または資本の流出、地域の高齢化や産業のなり手不足など、新たな課題が浮き彫りとなる中、早急な課題への対応が求められます。この劇的に起こる負の変化に対し、我々青年経済人は目を背けることなく、立ち向かっていく人財でなければなりません。明るい豊かな社会の実現という創始の想いを確りと理解しつつ、持続可能な開発目標を見据え、会員一人ひとりが当事者意識を持ち、臆することなく行動するとき、会員同士の絆が生まれ、強固な組織が築きあがります。失敗を恐れず先ずは行動しましょう。未来を創るのは我々青年世代です。

近年全国の青年会議所会員数は減少傾向にあり、当青年会議所も数年前から最重要課題のひとつとして会員拡大に取り組んで参りました。同じ志を持つ同士を一人でも多く仲間に迎え、常に新しい感性を取り込むことで組織の活性が図られ、会員数はそのまま組織力として反映されます。本年度もLOMが一丸となって拡大運動を推し進めていくことが肝要です。また例会や事業の出席者は固定化されつつあり、伸び悩んでいるのが現状です。毎年多くの同志が入会と卒業を繰り返す中で、世代を越えた友情を育み、確かな絆で結ばれるためには、入会から日の浅い会員へのフォローや、卒業を間近に控えた会員の想いの共有が欠かせません。会員個々の成長が盤石な組織づくりに直結するからこそ、先輩諸氏が長きに渡り築きあげてこられた他団体との連携や、RⅠNⅩ-4を始めとした他LOMとの強固な繋がりを大切にし、様々な視点から得られる気づきや、相乗効果を以て個々の成長を促すことが重要です。

2015年1月、私はこの組織に入会しました。そこから5年という歳月を経て、本年度、創立45周年という節目に会員開発委員会を担当する副理事長という大変重要な役職を務めさせていただきます。入会から今日に至るまでの様々な恩を胸に、山﨑理事長が掲げる「元気があれば、なんでもできる」の一翼を担い全力でお支えします。また担当する会員開発委員会が円滑な運営を行えるよう導き、委員会目的達成に寄与致します。そしてLOMの牽引役を担うひとりとして全力で活動することをお誓い申し上げ、私の所感といたします。

2020年度 専務理事所感

専務理事:中田 浩太郎

激動の昭和から平成、そして令和へと時代が移り変わる中で、人々を取り巻く環境や価値観はその都度変化し、時には大きなうねりとなり私たちの生活に影響を及ぼします。このような時流の変化に合わせるように、私たちの住まう妙高地域もまた変化を繰り返してきました。近年では上信越自動車道の開通や市町村合併、北陸新幹線の延伸などに代表されるインフラ整備は、この地域の先なる盛衰を見定めた先人たちが取り組んだ事業の一つであり、この地域の持続性や継続的な発展を語る上で、外せない要素であります。

現在、「持続可能な社会の実現」が世界的に議論されており、日本や妙高地域においてもその議論の方向性は今後も中心的な位置づけとして行われていくでしょう。そして、これら議論の行く末は、国や地域などという大きな括りに限らず、企業や家庭、個人の在り方にまで大きく関わることになるのです。したがって、私たち青年会議所運動の指標としても「持続可能な社会の実現」は重要な視点となると考えます。先人たちが見た盛衰の向こう側にある持続性を確保したまちづくり、組織づくりが、これからの私たちに求められます。

妙高青年会議所は本年度、創立45周年を迎え、その記念事業を控えます。また、第50回ブロック大会を招致し主管を務めます。例年になく私たちの活動に注目が集まる中で、日頃のJC運動に加え、2つの大きな事業を滞りなく執り行うには、今まで以上のメンバーの団結に加え、近隣LOMや妙高青年会議所シニアクラブ、OB、行政や関係団体とのパートナーシップが必要不可欠であります。先輩諸氏から継承した関係各所との連携体制をさらに隆盛させるべく、義理人情の精神を胸に互いの連携、交流を深化させてまいります。

結びに、本年、専務理事という役職を拝命するにあたり、LOMや関係各所との渉外業務を確実に行い山﨑理事長の職務遂行をお支えします。また、各種会議や各委員会活動がスムーズかつ効率よく行われるよう確りと舵取りを行います。そして、創立45周年事業と第50回ブロック会員大会を必ず成功させ、組織とメンバーが成長できる一年となるようフォローアップし、専務理事の職を全ういたします。

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