2022年度 副理事長所感
副理事長:稲生 大樹
妙高青年会議所は設立以来、46年という歴史があります。その長い歴史は先輩諸氏がこの地域をより良いものにしたいと願い、話し合い、行動しその時代に直面している課題に向け、全力で活動されてきた賜物にほかなりません。現役メンバーとして活動する我々はその思いのもとで活動しています。私たちが明るい豊かな地域社会を目指し活動して行くためには目前の課題に全力で取り組み、組織をより強固なものにしていく必要があります。
青年会議所は20歳から40歳までの限られた時間でしか活動出来ない団体です。近年、卒業されるメンバーに伴い、会員総数が減少の一途をたどっています。早急に対応しなければ組織の運営にかかわる重大な問題です。しかし、人数が少なくなってきたことを悲観ばかりするのではなく、一人ひとりにスポットをあてられる今こそ組織をより強固に出来る時期なのではないかと考えます。役職・委員会の垣根を超え組織全体で一つずつ課題に取り組んでいくことでやがて組織としての一体感がさらに増し、絆をより強固なものにするのではないでしょうか。絆が深まり、笑顔が増えることによって組織の外へも波及し地域に影響を与え、さらに魅力的な組織へとなるはずです。
青年会議所メンバーは「持続可能な地域を創る」ことを共通の目的とし、この目的を果たすため膨大な時間を会議所活動に費やします。メンバーそれぞれが家庭・事業所等での大切な時間を割き努力しています。この時間を有意義なものにするためには一人ひとりが自覚と責任を持ち、組織として足並みをそろえて活動しなければいけません。自身に出来ることを全力で行いましょう。持続可能な妙高地域を創るために。
本年度、総務委員会の担当副理事長を仰せつかりました。理事長の掲げるスローガン「一期一笑~笑顔が人をつくり、まちのちからとなる~」のもと、理事長をお支えすることはもちろんの事、担当させていただく委員会が円滑に運営できるよう務めるとともに、笑顔を絶やさず活動することをお誓い申し上げ、私の所感とさせていただきます。
副理事長:丸山 佳祐
「日本の青年会議所は 希望をもたらす変革の起点として 輝く個性が調和する未来を描き 社会の課題を解決することで 持続可能な地域を創ることを誓う」
昨年度、JC宣言は上記のように改正されました。
多くの地域では、少子高齢化や経済活動に活気が無い等、諸問題を抱えています。その多くの問題は妙高も例外ではなく、妙高青年会議所も全国の青年会議所同様に、この地域に何が必要なのかを模索しながら活動してまいりました。持続可能な地域を創るためには、個々が当事者意識を持って行動していく必要があります。一人ひとりが真摯に地域の問題に向き合い続けることで確実に変化していきます。その一人の力が集まることで、意識ある多くの力になりで社会の課題が解決されていくと信じています。
また近年では、新型ウイルスの影響から事業の実施を見送るケース等が多く見受けられます。この2年間で、今までの当たり前が当たり前で無くなる光景を多く目にしてきました。厳しい状況にあるのは事実ですが、それも時代の流れと受け入れ柔軟な対応をしていかなければただ立ち止まっている状態が続いてしまいます。私たちは、常に新しい思考や試みに挑戦し続けることで希望をもたらす変革の起点となれるのではないでしょうか。
この大好きな妙高という土地とそこに住まう人々のために「一期一笑」のスローガンの元、山川理事長の思い描く未来に向かって全力で行動し、またそれがメンバーに良い形で伝播出来る様に行動してまいります。
結びに、本年度地域活性向上委員会を担当する副理事長の任に就かせていただくことになりました。ひとづくり、まちづくりを一挙に担う唯一の事業系委員会となります。大変重要な委員会を全身全霊サポートし、自身が笑顔で、そしてすべてのメンバーが笑顔で一年間終えられるよう邁進することをお誓い申し上げ、私の所感といたします。
副理事長:村松 亜希美
誰しもが想像しえない新型ウイルスの世界的流行から、まもなく2年が経ちます。皆さんは、この2年間をどのように感じ、どのように過ごしたでしょうか。子どもたちはもちろん、大人たちも多くの我慢を強いられる環境で生活することになったのは、言うまでもありません。しかし、一方で気づかされたこともあります。それは、「人と共に過ごせる時間がいかに貴重で有難いことか」ということです。家族、友人、同僚、恋人や仲間など、人には様々な人間関係があります。誰かと共に過ごす時間には必ず人との関わりが生まれます。その機会をより多く重ねることで、人は自身にとっての気づきを得ることができ、その気づきをうまく自分に吸収しながら、成長する機会へと変えることができるのではないでしょうか。
近年、全国の青年会議所の会員数減少に歯止めがかかりません。1990年代の最盛期には、会員数6万人を超え、会議所数2400か所以上であった時代から、現在の会員数は4万人を下回り、会議所の数は約半分まで減少しているというのが現状です。妙高青年会議所においては、今年度、会員数24名でスタート致します。全国で起きている現象は当会議所においても同じことが言えます。今後、この妙高青年会議所が妙高地域発展の一助を成し続けていく為には、組織としてより一層の成長を重ねていかねばなりません。そして歴代の先輩諸氏が繋いできた妙高青年会議所を次の世代へと繋ぎ、後世に残していくことが大切です。その為には、会員拡大は当組織の最優先事項です。今こそ、妙高青年会議所一丸となって、当組織の魅力や存在意義を改めて見つめなおす必要があるのではないでしょうか。そして、一人でも多くの同士を見つけ出し、時間を共にすることで、個としての成長がひいては組織の成長へと繋がり、必ずや妙高地域発展の一助へと繋がっていくはずです。
この時勢の中で出会えた私たち妙高青年会議所メンバーの縁はよっぽどのものです。尊い縁で繋がれたメンバー皆で、より多くの仲間を見出し、当会議所を存続させていくために、我武者羅に行動してみましょう。その先には必ず、今までとは違う景色がみえるはずです。
結びに、本年度、未来へ繋がる会員拡大委員会を担当する副理事長という貴重な役職を拝命いたしました。山川理事長を精一杯お支えし、太田委員長率いる委員会拡大目標を必達できるよう全力でサポートしてまいります。本年度スローガンである「一期一笑」を絵にかいたように体現していけるよう、自分自身も精進していくことをお約束し私の所感とさせて頂きます。
2022年度 専務理事所感
専務理事:池田 裕章
一般社団法人 妙高青年会議所は、設立以来46年「明るい豊かな社会」を実現するために日々活動しています。長年に渡り、先輩諸氏の熱意とたゆまぬ努力によって支えられてきました。
現在私たちを取り巻く社会や経済環境は、めまぐるしいスピードで変化しています。さらにその変化のスピードに拍車をかけたのが、新型コロナウイルスの世界的な流行です。突然訪れたコロナ禍に多くの企業や地域、人々が巻き込まれ、未だ出口の見えない状況が続いています。同時に、このコロナ禍によって私たちの生活様式が変化しました。未曾有の事態が追い風となり世の中のデジタル化が加速。教育の場ではオンライン授業を導入、企業ではリモートワークが推奨され、いままでにない体制が整えられました。コロナ禍によって5~10年デジタル化が早まったとも言われており、そのスピードは日を追うごとに加速しています。このような中、青年会議所に求められる役割は、過去にとらわれることなく、その時代に応じた事業や社会貢献活動を柔軟な姿勢で行うことです。時代や方法が変わっても「明るい豊かな社会」を実現するという理念は揺るぎません。そして活動を通じて、先輩諸氏が築き上げられてきたものや精神、志を次代に継承していくのも私たちの責務です。
今年度、私は専務理事という職をお預かりいたします。山川理事長の掲げるスローガンのもと、各メンバーが同じ理念を持ち邁進できるように導き、LОM内の意識統一を図ることが大事ではないかと考えます。近年メンバー数が減少し、事業規模も縮小せざるを得ない状況ですが、時代に応じた事業や社会貢献活動を柔軟な姿勢で行うためには、各メンバーの考え方を一つにし、力を結集する必要があります。その結果、より良い組織となり、私たちが住む妙高地域に対して青年会議所の存在意義を示せるはずです。そして、私自身は専務理事として渉外役を担い、各地の青年会議所、関係諸団体との連携を密にし、良質な関係を築き円滑な運営に努めます。また、LОM全体の舵取り役という重責を全うし「明るい豊かな社会」実現のために全力を尽くす所存です。
結びとして、専務理事という重要な役職を拝命するにあたり、山川理事長を全力でお支えするとともに、すべての活動に奮闘努力することをお誓い申し上げ、私の所感といたします。