2023年度 副理事長所感
副理事長:池田 裕章
妙高青年会議所は、設立以来「明るい豊かな社会」の実現のため、この地域をより良い地域にしたいという先輩諸氏の長きに渡る熱い情熱と弛まぬ努力が捧げられてきました。近年は地域を良くしようとする同様の目標を持った他団体も増え、青年会議所しかない時代から青年会議所もある時代になっています。ですから私たちは、改めて「若き青年の力でこの地域にどのような変化をもたらすことができるのか」、「今この地域に何が必要なのか」を考え行動しなければなりません。
社会情勢は、日々、目まぐるしく変化しています。近年では新型コロナウイルスの拡大により様々な活動が制限されてきました。我々の青年会議所活動も例外ではなく、今できるかたちを模索し、活動を展開してまいりました。持続可能な地域を目指す活動に待ったはありません。このような時代だからこそ、我々は活動を続けていかなければなりません。
私たちが住まうこの「まち」妙高は妙高山麓をはじめ緑豊かな自然、優れた歴史・文化・伝統・食、等の多くの魅力と財産があります。そしてこのような素晴らしい「まち」を構成しているのはこれらを産み出した「ひと」にほかなりません。つまりは、「明るい豊かな社会」を実現する、社会開発を成功させるには、まちの未来を創造し、その思いを伝承できる「ひと」の育成、そして、「まち」の魅力を幅広く発信することが重要なのです。
この活動こそが、妙高地域の様々な地域課題を解決に導き、持続可能な地域づくりの一助となると確信しています。
本年度、地域創生委員会を担当する副理事長を拝命するにあたり、理事長の掲げるスローガンの下「明るい豊かな社会」実現の一助となれるよう、担当する委員会の道しるべとなるべく、組織を牽引する一人としての自覚をもち活動することをお誓い申し上げ、私の所感とさせていただきます。
副理事長:村松 亜希美
少子高齢化に伴い、人手不足が声高にさけばれて久しい近年。雇用環境の改善が見直され、いかに既存の従業員を囲い込んでいくかということが企業にとって重要な課題の一つとなっています。いかなる組織の中でも、人は財産であり、人が集わなければ、何も始まらないと思います。そして、集った者同士の切磋琢磨があってはじめて、世の中の役にたてるものが生み出され、組織は繁栄することができるのではないでしょうか。
青年会議所においても、同じことが言えると思います。数多ある地域貢献団体の中から青年会議所を選び、仲間となってくれること。そして青年会議所での経験を通じて、その選択が良いものだったと感じていただくことが重要なのではないでしょうか。
諸先輩から脈々と受け継がれてきた私たち妙高青年会議所の歴史、今年創立48年目というバトンをさらなる次代へと繋いでいくため、改めて自分たちの存在意義を再認識し、「この組織に居続けたい」と会員に感じていただくことが、今、とても大切だと考えます。
2022年度、大変多くの方々からのご協力をいただき、新たな仲間をたくさん迎え入れることができました。新入会員の皆さんには、この妙高青年会議所をより知っていただき、活動に参加することに楽しさを見出していただくと同時に、さまざまな視点からの学びの機会を創出し、会員の成長の一助となることで、個人としての成長が、より絆の強い組織の成長へと繋がっていくのではないかと考えます。
結びに本年度、太田委員長率いる、未来を描く会員資質向上委員会を担当させていただく副理事長という貴重な任を仰せつかりました。堀理事長のかかげる「気概」を1年間胸にもち、全力で理事長をお支えするとともに、委員会活動が実り多きものとなるよう、しっかりと見守りながら全力でサポートしていけるよう、自分自身も精進していくことをお約束し、私の所感とさせていただきます。
2023年度 専務理事所感
専務理事:山本 将之
我々を取り巻く社会環境、その変化の速さは思考や制度が追いつかないほどになってきています。時代に追従し適応するだけではこのスピード感の中、いずれ立ち行かなくなってしまうかもしれません。時代の荒波に柔軟に対応できる強い気概を持ち、地域の課題を切り開き先覚することが当青年会議所の果たすべき責務であり、活動の在り方であると考えます。
本年度堀理事長はその所信の中で、会員が自己研鑽する機会を創出し、好循環で魅力ある組織へと改革していくと訴えております。これを実現する為、会員一人ひとりが自分の役割のみならず、他の会員の活動にも当事者意識を持って関心を寄せること、同時に組織の一員であるということを常に意識し、如何にしてより良い組織としていくかを考えていくことが重要であると考えます。メンバー間の情報共有の強化は勿論のこと、普段の活動から一人ひとりと言葉を重ねることで、風通しの良い組織環境を目指します。各委員会に対し、自分自身の立場を踏まえながら積極的に関わっていくことで、直面している課題を抽出し、その解決に向け支援体制を構築することに注力いたします。なにより会員が活動しやすい環境を整え、柔軟な発想で組織運営を行ってまいります。同時にJCI日本をはじめとする各協議会と連携を密に取ることにより、お互いに刺激と影響を受けられる環境を提供できるよう、しっかりと渉外役を全ういたします。
本年度専務理事という非常に重要な役職を担当させていただくにあたり、堀理事長の想いをしっかりと理解し、その実現に向け確実にお支えすることができる存在となれるよう、精一杯努めてまいります。また総務委員会の担当として、組織が円滑に運営できる体制づくりに尽力し、地域の皆様から信頼され、自身含め次世代を担う会員が強い気概を持てるよう、全霊を以って1年間活動することをお誓い申し上げ、私の所感といたします。